脳の仕事
≪脳の仕事≫
脳とは、身体の中の司令塔であり、口に出したり常に考えている事を現実に引き寄せるという素晴らしい力を持つ、リ-ダ-になりたい怠けもの。 と、私は解釈しています。
魂は、今生を通して魂を磨く為に目的を持ってここにいます。
脳は、その為の乗り物、つまり私達の身体をコントロ-ルするのが仕事です。
私達の本質は魂です。ですが、脳がそれに張り合います。
脳は、口に出した言葉や、常に考えている事を現実に引き起こす、引き寄せる事を得意とします。
感謝の言葉を口にすれば、それだけ多くの感謝をしたくなるような現象を引き起こします。
愚痴をこぼせば、もう一度愚痴をこぼしたくなるような状況を引き起こします。
ここまでは魂の引き寄せと同じように感じますね。ところが、脳は怠け者なんです。
貴方が何かに向かって努力しようと思っても、色々な言い訳を考えてそれの邪魔をするのです。
やってみたいけど、私ももう年だし…
手伝いたいけど、病弱だし…
そんなことするより寝ていた方が良いし…
考えるの面倒だからどうでもいいよ…
ほら、頭もいたいし腰も痛いし、やめときな… 心当たり、ありますよね~(笑)
努力や考える事をやめてしまえば、脳の仕事は楽になるのです。なので、常に楽をしようと考えているのです。
私達は決めなければなりません。魂をリ-ダ-とするのか、脳をリ-ダ-とするのか!
私達の身体は完璧です。ケガをすれば血を流して洗い流し、かさぶたを作り傷を守り、傷が癒えたらかさぶたが落ち綺麗に治ります。病気の筋肉、細胞があれば、そこに多くの血を送りその細胞を修復します。
ウイルスなどが入れば、熱を出してウイルスを退治します。
身体の設計にミスはありません。
ところが、不摂生やストレスなどで他に考えなければならない事が出てくると、脳の仕事は忙しくなり、ミスを起こします。すると、脳は痛みを出して、これ以上考えない様にさせるのです。
特に、怒りは腰に出ると言います。お金の問題も、腰に出ると言います。
身体に痛みを出すことで、その問題から目を背けさせ、脳のストレスを緩和しているのです。
幸せな時には脳がセロトニン(神経の伝達物質で、精神の安定に関る)やド-パミン(快の感情、意欲)オキシトシン(幸せホルモン)などを分泌し、ストレスを感じればコルチゾ-ル(ストレスホルモン)が分泌され、攻撃的になったりします。
物事をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかで、分泌するホルモンまで変わります。
怒り過ぎれば腰を病む(肝臓を病む)
愚痴が過ぎれば喉を病む
悲しみ過ぎると肺を病む
考えすぎると脾を病む (気が滞る)
喜び過ぎは心を病む (気が緩まる。循環器系)
怖れ過ぎれば腎を病む (気が下がる)
とまあ、このような感じで、感情が身体に影響をしてしまうと言われています。
感情が身体に影響する事は、魂からも脳からも解りました。
ここで面白いのが、脳は言葉の影響も受ける事です。
他人から発せられた言葉にも影響するし、自分が発した言葉にも影響するのです。
つまり、どのような状況にあろうとも、常にポジティブな言葉を発する事で、脳はそのポジティブな言葉に騙されるのです!
考えている事だけではなく、口に出した言葉も、現実に引き起こそうとします。
言葉自体が「言霊」という「波動」を持っており、日本語は特にマントラの要素が強い言語です。
今ある痛みが物理的なものなのか、精神的なものなのか、判断が必要です。
物理的なものならば、整体したり、温めたり、物理的な対処も必要です。
精神的なものならば、そのストレスをストレスと受け止めない思考を身に着けたり、脳に向かって「精神的なのは解っている、痛みを出すのはやめなさい!」と、言い聞かせるのです。
そして、言霊の力を利用します。「解っている、私の腰は正常だ。」と。
気分が良くなる様な、ポジティブな言葉を沢山発するようにすると、身体のエネルギ-は上がります。
ポジティブな言葉を沢山聞く事でも、エネルギ-は上がります。
エネルギ-が上がる。つまり気分が良くなる事で、出てくるホルモンが幸せホルモンに変わるのです。
痛みは、神経によつて伝達されるもの。神経は、脳からの指令です。ならば、脳から幸せホルモンを出せば良いのです。
愚痴や悪口、ネガティブな言葉を発しない。考えない。
もし貴方のお友達に良い事が起こった時、妬まないで下さい。その友達に祝福を贈る事が出来れば、貴方の出したものは幸せのエネルギ-であり、貴方が引き寄せるものも、幸せです。
もし貴方をいびる意地悪さんが貴方のそばにいるならば、貴方をいじめない他の人に感謝して下さい。(意地悪さんにフォ-カスしない事です)
もし腰痛や膝痛があるならば、腰や膝に感謝して下さい。腰や膝が悪いから痛みを出しているのではなく、貴方の生活態度が悪いから、痛みを出して、注意するように警告してくれているのです。
もし貴方が重篤な病気を抱えているならば、その病気になった事で気付いた事を考え、それに気付くきっかけとなったその病気に感謝して下さい。
貴方がその問題について感謝出来た時、その問題は貴方にとって問題ではなくなるのです。
どんな事でもポジティブに捉え、その出来事に感謝する事で、脳は騙され、痛みを発せず、ストレスを感じず、幸せになります。
身体のリ-ダ-も魂にして、脳をコントロ-ルしましょう。
ポジティブな思考、ポジティブな言葉!
ポジティブな思考が出来なくても、ポジティブな言葉を発しましょう。
(言葉の持つエネルギ-は強力です!例えば、心の中で「ありがとう」と千回位唱えると、本当に感謝の気持ちが湧いてきます。)
ポジティブな言葉の持つエネルギ-(言霊)が、貴方の現実にポジティブな現象を引き起こします。
テレビやラジオの周波数と同じです。貴方の持つ周波数のものが、貴方に引き寄せられるのです。
もし貴方の心がネガティブなエネルギ-を発していれば、貴方の現実にはネガティブな現象が引き寄せられてきます。
チャンネル3を発しているのに、チャンネル8には繋がらないのです!
自分を大切に扱う人は、他人からも大切に扱われます。
自分を大切にするのと、奢るのとでは、発しているエネルギ-が全く違います。
貴方が何を思い、何を言葉にするか、その全てが貴方の波動となり、その他全てに影響します。
「もう嫌!」と三回発すれば、「もう嫌!」と言いたくなる現象があと三回訪れます。
「感謝します!」と三回発すれば、「感謝します!」と言いたくなる現象があと三回訪れます。
私はキリスト教徒ではありませんが、ヨハネの副音書1章1節に出ている有名な言葉。
『初めに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった。』
言葉が事物の秩序を創り上げ、現実を構成しているのです。
貴方はどんな言葉を発しますか?
癒波導